生産者は消費者に対し「この程度ならいいではないか」といい、消費者は「これでも仕方ない」とする・・・
双方がマイペンライであり、サバイであることはもちろんできます。
しかし、そこには進歩がなくなる可能性があります。
消費者の「まだ満足しないよ」という態度と、生産者の「できるだけ消費者を満足させよう」という態度のなかから、前進が生まれるはずです。
つまり、消費者のサパイのためには生産労働者はサバイを忘れ、マイペンライという意識を捨てなければならないのです。
それは大変な意識革命につながります。
小さな部品の一つ一つの精度も向上させねばならないという要請は、生産者としてのサバイを犠牲にしかれないのです。
実は戦後間もない頃、タイ政府は「マイペンライ」という言葉を使うべきではないとする内規を定めました。