かつて、世界市場でのアメリカの優位性がゆるぎないものだった頃。
その時代には、資本コストのそういった大きな差はそれほど重要なことではありませんでした。
しかしアメリカの競争力が蝕まれるにつれて、このような格差が国際競争力にとって重要なものとなってきたのです。
財・サービスの生産のために配分される資本10億ドル当たり、目本企業は6000万ドル支払っていますが、アメリカ企業は1億3000万ドル支払っており、その格差は7000万ドルです。
外国企業が享受している営業コスト上の有利さのお陰で、それらの企業は財やサービスをアメリカ企業よりも安く提供することができます。
資本コストが安いために、外国企業が儲けなければならない収益も低くて済み、そのためリスクが下がります。
また、オートメーションや研究、イノベーション、労働者教育訓練、マーケティングその他、競争力を強めるためのものに投資する能力を増すことができます。