わずかなランにいたるまで絶滅の危機に追いやられる主たる原因は、熱帯林の伐採にあります。
ワシントン条約の存在は、決して故意ではないのですが、多くの植物の救助の妨げになっているのです。
付属書Ⅱの包括的保護規定によって、換金植物として輸出できないので、伐採される樹木とともに多くの植物には死が待ち受けています。
恐らく税官吏は、カトレア・スキネリ(付属書Ⅰ)とカトレア・フォーブジー(付属書Ⅱ)とを区別できないだろうと思います。
だからといって、包括的に保護すればよいというものではありません。
今日、コンピューター技術を駆使すれば、付属書のⅠとⅡのために、植物のイラストがついたより使い勝手のよいリストがつくれるのではないでしょうか。
そのようにして事にあたれば、あやしい植物はしかるべき専門家に照会できるでしょう。
包括的な輸出禁止規定はよい方法ではあります。
しかし、長期的に見ると本当に役に立つものではないのです。