言うまでもないことですが、理想的に事を運ぶなら、野生種や野菜 種が生育し繁茂している地域から来た荷物を取りよけることでしょう。
この理想に近づくために、多くの国は国立公園の設置を図ってきました。
熱帯でも、こうした保護区は自然保護において重要な役割を果たすという意識が育ちつつあります。
どんどん保護区が設置されつつあり、かつては自然保護に無関心だった国々もその例外ではないのです。
地図の上に一定の面積を限り、そこを保護区と呼ぶだけでは十分ではありません。
そこを監視し、守り、そして管理しなければならないのです。
そのようにして、保護区への一般の立ち入りを制限する必要があるのです。
ところで大きな問題が保護区を荒廃に追い込んでいます。
1つには、保護区というものが動物に対して設定されることが多く、植物はその対象となっていないからです。
植物は、人間からは守られますが、動物からはほとんど守られないのです。
保護されることで動物の個体が急激に増加し、その結果、植物が急速な被害を受けてしまうのです。